看護師の勤務体制で、今徐々に増えてきているのが2交代制の勤務体制です。特に特徴的なのが夜勤で、ある日のタイムスケジュールはこのようになっておりました。
17時に勤務が開始となり、日勤のスタッフから申し送りを受けます。17時半から担当の部屋をまわり挨拶します。その後再度記録の確認をして最優先の処置がないか確認します。18時に晩御飯の配膳、食事介助を行い、食事が終わった人から服薬の確認や与薬を行います。19時に寝る前のバイタルチェックを行い、この後少し業務が落ち着くので交代で休憩し食事をとります。そして21時に消灯です。その後さらに業務は落ち着くので2時頃から順番に仮眠を取ります。3時くらいにラウンドし、問題がないことを確認し、このあたりの手が空いている時に記録の記入をします。
6時にいよいよ起床。バイタルチェック、採血、など慌ただしく処置が行われます。7時半から食事が始まり、服薬の確認、与薬、口腔ケアまで行います。8時半には申し送りを行い、9時に勤務が終了となります。だいたい一度の夜勤で3人が配置されるところが多いです。
そして2交代制の場合の勤務パターンとして特徴的なのは夜勤明けに2日連続の休みを取ることができるところです。実質3連休になるのでハードな夜勤の疲れをしっかり休養して回復させることができます。一般的なシフトは日勤、夜勤、休み、休み、日勤、という流れとなっています。ひと月の平均夜勤回数は3交代制の場合より少なく4回ほどとなっています。