重要!看護師の2交代制、3交代制の夜勤の数

看護師が2交代制の病院と3交代制の病院を比較する際、押さえておきたいのが夜勤の回数です。もちろん、病院によって夜勤の日数は異なりますが、2交代制の場合、夜勤の回数は月に4回から5回が一般的です。月に3回以下しか夜勤がない病院はかなり少ない一方、月に6回以上の夜勤がある病院はそれなりに多く、夜勤が月に6回以上ある場合、勤務を辛く感じる可能性が上がります。もっとも、夜勤を行えば夜勤手当により給料はアップするので、より稼ぎたいのであれば、月に6回以上の夜勤がある2交代制の病院も決して悪くはありません。しかし、できる限り負担を減らして、長く働き続けることを希望するのであれば、夜勤の回数が4回か5回の病院を狙いたいところです。

3交代制の場合、朝から夕方にかけて働く日勤以外に、夕方から働き始める準夜勤と、深夜から働き始める夜勤があり、準夜勤と夜勤の合計日数は、2交代制の夜勤の日数を上回るのが普通です。準夜勤と夜勤の回数が月に4回ずつの病院が多いものの、中には準夜勤と夜勤の回数が月に6回以上の病院もあります。3交代制の病院の場合、月の勤務の半数が日勤以外なんてこともあり得るので、事前の確認は欠かせません。その分、3交代制では勤務時間が準夜勤と夜勤に分散されているため、1回当たりの勤務時間は最大でも8時間程度です。

いずれにしても、日勤以外の働き方をある程度こなさないといけないのは確かなので、2交代制か3交代制を採用している病院への就職や転職を希望するのであれば、夜勤の回数を応相談としている病院を狙うのが無難です。